redwarrior’s diary

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JJUG CCC 2015 Spring の感想

4/11(土)に、dotNetConf 2015 Japanに行かずに、JJUG CCC 2015 Springに行ってきました。仕事では.NETを使用しているのに、なぜこちらに行ったかというと、dotNetConf 2015 Japanの存在を知ったのが翌日だったからです。

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気を取り直して、以下に参加したセッションの感想を書いていきます。全体のタイムテーブルや他のセッションに関してはコチラを。

まずは午前の基調講演二つ

基調講演1 Java 20年史

途中から参加したので、あまり聞けなかったのですが、SunがORACLEに買収された結果、Javaのカラーが赤になってしまったという話を聞いて、MSがAzureなどカラーに青を起用したのと対照的だなと思いました。

基調講演2: Java SE 8 と Raspberry Pi

Raspberry Piを使用した3つのデモをやっていました。最初のデモ(コーヒーを入れる)で紹介していたコーヒーショップが職場から近かったら行こうかと思いましたが、遠かったので残念です。

USBの秤や、3Dプリンタ、ラジコンなど様々な機械とUSBで接続して、プログラミングで制御できるのは色々と面白そうです。

この後、昼休みを挟んで午後のセッションが始まりました。お昼は適当に済ませたので、書くことが無いです。

AB-1 社長が脱RDBと言い出して困りましたが、開き直って楽しんでいる話

セッションの概要からすると、階層型データやイベントデータのデータモデルの話しをするのかと思っていましたが、 脱RDBで速度とデータの一貫性を保つために何をやっているのかという話でした。予想とは違っていましたが、これはこれで面白かったです。

あと、スライドの中で「直列化」という単語が出てきて??と思ったのですが、調べてみると「並列化」の対義語として使われることがあるのですね。RDBが「mutableなデータを悲観的ロック」で、脱RDBが「immutableなデータを楽観的CC」というのは大事そうです。

エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターンのオフライン並行性パターンの部分を読み進めていたので、興味を持って聞くことが出来ました。

わからないところもけっこうありましたが、CassandraのWide RowがRedisと似たような形式でデータを持っているところや、範囲検索ではElasticsearchという全文検索エンジンが活用されているというのは勉強になりました。

CD-2 はまる!JPA(初学者向けライト版)

この時間のセッションは、業務でJavaを使っているわけではないため、特に見たいものはなかったので適当に選びました。内容はタイトルの通り、JPAを使用する時のはまりポイントを丁寧に解説してくれてました。

CD-3 金勘定のためのBigDecimal入門。そしてMoney and Currency API

使ったことないですが、C#にもdecimal型があるので、注意点とか参考になるかと思って聞きました。BigDecimal型についてはとてもわかりやすく説明されていて、問題点や注意点がよくわかりました。金勘定のための型名がBig"Decimal"型の理由がわかりました。

Java 9で入るMoney and Currency APIは、よくわかりませんでしたが、複数通貨に関わる時に調べてみようと思います。

とまあ、セッション自体はとてもためになりましたが、C#はdecimal型により演算子で計算可能であったり、Groovyもその辺面倒見てくれるので、クラス名を意識して使うことはなさそうです。

ちょっと長くなったので、続きは次回にします。

まとめてくれているサイト

JJUG CCC 2015 Spring ( #jjug_ccc ) - セッション資料の一覧 - 地平線に行く