Visual Studio 2019 で WCF Data Services のクライアントアプリケーションを開発する
過去の記事でサーバ側のアプリケーション(Web API)について書きましたが、クライアントアプリケーションを新しく作ることになりました。
Visual Studio 2015で開発するならば、特に困らないのですが、Visual Studio 2019で開発したいと思い調べました。
手順
- Visual Studio 2019で .NET Framework のWindows フォームを選択しプロジェクトを作成しました。
- プロジェクトを右クリックして、追加→サービス参照と選択し、「サービス参照の追加」画面で WCF Data Services のURLを入力して、移動をクリックします。
- Visual Studio 2015ならば、この後サービスの欄に使用できるサービスが表示され、選択してOKを押すとサービス参照が追加されます。
Visual Studio 2019では、3番でエラーが発生してしまいます。詳細のリンクをクリックすると以下のメッセージが表示されます。
指定された OData API を追加できません。現在 OData API は、OData クライアント コード生成ツールと併用する場合にのみサポートされています。
詳細については、次の資料をご覧ください。
リンク先を読み進めると、OData Connected Service という拡張機能があったので、これで行けるかなと思いインストールして試してみました。
プロジェクトを右クリックして、今度は追加→接続済みサービスと選択して、「その他のサービス」から OData Connected Service を選択して、Address欄に WCF Data Services のURLを入力しました。
次へボタンをクリックして、次の画面へ向かったのですが、そこには何も表示されず・・・。この拡張機能を使うのはあきらめました。
Visual Studio 2019での開発は無理かなと思いつつ、Visual Studio Marketplace で検索して見つけた(個人が開発しているっぽい)Unchase OData Connected Service という拡張機能を使用してみたところ、こちらは動作しました!!!
以下のMS公式サイトのチュートリアルは、動作するのを確認できたので、これで開発を進めてみようと思います。
Visual Studio Marketplace
ちなみに、Web API側を作りたい場合も、プロジェクトテンプレートはなくなっていますが、また別の人が作った拡張機能がありました。
Visual Studio Marketplace
確認環境
- Visual Studio 2019 Professional
以上